新着情報

土木工事の床掘と掘削作業ってどう違うの?床堀について詳しく紹介

今回は土木部門に興味のある方必見の土木工事のお仕事についてご紹介します。

なかでも、床堀と掘削という作業について紹介するとともに、床堀にも結びつく重機についてもご紹介していきます。

 

床堀と掘削の違いについて

“堀”という字の如く、同じ作業なのかとイメージする方も多いと思いますが、調べてみると作業内容に違いがありました。

 

・掘削は、現地盤(施工する前の地盤)の現場の土砂等を施工する基面まで掘り下げる作業になります。

・床掘は建物や道路などの構造物を作る目的や、不要なものを撤去するために施工する基面まで掘ってから、側溝や埋戻しをする作業になります。

 

素人でもわかり易く解説するとなると難しいのですが、機械より上を掘るのが掘削作業になります。

山を削りとる土木工事がありますが、それに当てはまります。

 

逆に、機械より下を掘るのが床堀作業、土木工事では基礎を作るために機械より下を掘りますが、それが床堀作業になります。

 

また、土木工事では林道工事もありますが、山側に幅員を広げて路肩にコンクリート側溝を入れる作業では、側溝を入れるために必要なのが床掘、その他は掘削になります。

もちろん、埋戻しをして構造物が載るようにするのが床堀です。

 

土木工事の床堀や掘削の目的

土木工事では、床堀でも掘削でも重機を使って行います。バックホウ、パワーショベルなどが一例です。

もちろん、規模が小さい土木工事なら人力でシャベルやスコップなどで掘ったり削ったりすることもあります。

 

こうした重機を使って地面を掘る目的はどこにあるのかといえば、主に地盤調査、井戸づくりです。

ほかに鉱山では石油やガスの採取もありますが、鉱物の揚げおろしや鉱道に交差して設ける坑井の建設などにも必要になり、温泉の採掘などの目的となるケースもあるようです。

 

土木工事に使用する重機

こうした土木工事には重機が使用されています。

主に使われているのは、クラムシェル・バックホウになります。ここからは、土木工事をスムーズにすすめる重機についてご紹介します。

 

クラムシェル

クラムシェルは、地下の深い所で掘った土をダンプトラックに積み込むことを目的とする重機です。

土木工事の比較的初めの段階で活躍していて、作業が進んでだんだん地下へ堀り進むとバックホウという重機ではダンプトラックまで掘った土が届かなくなります。

 

積み込む手間をかけないためにクラムシェルが活躍します。

掘削した土を地下から地上へと運び、さらに地上に運んだ土はそのままダンプトラックに積み込めます。

 

バックホウ

バックホウはいわゆるショベルカーです。

これは土木工事には必要不可欠な重機で、地面の土を掘る作業を行う重機です。

掘削工事以外の工事現場でも活用されていて、土木工事以外でもポピュラーになっています。

 

補足

掘削の方法

土木工事での掘削の方法には様々あり、一般的なのはロータリー掘削です。刃先を回転させながら地面の層を削って掘削する方法で、深くまで掘り進めることができます。

地盤の硬さ、柔らかさに関係なく、どんな地盤でも掘ることが可能で規模の大きい土木工事に用いられます。

 

ほかにも水気のある場所に適した掘削作業など、珍しい方法があります。

その地盤にあわせて計画されています。

 

いかがだったでしょうか。私達が普段目にする道路工事や建設工事などとは違い、土木工事はいささかイメージがつきにくい業界かもしれません。

しかし、土木工事がしっかり行われていなければ、私達の生活にも影響を与えることは間違いないでしょう。

 

働く作業員、働く重機があるからこそ、土木整備がしっかりできるので、多少なりとも興味が湧いてくれたら幸いです。

 

土木工事・鉄骨工事・リフォームのことなら西脇市の宮永鉄工にお任せ下さい。


会社名:宮永鉄工

住所:〒677-0036 兵庫県西脇市津万228

TEL:0795-22-0384 MOBILE:090-8821-8656

FAX:0795-23-3429

営業時間 8:00~18:00 定休日:不定休

対応エリア:西脇市を拠点に三田市や丹波篠山市で活動

業務内容:住宅リフォーム工事、鉄骨工事、土木工事

pagetop