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土木工事等に使用する木材 どのような利用をしているの?

土木工事と一言でいっても、道路工事や下水道工事などさまざまです。

なかでも「木材」を使った土木工事を行う「森林土木工事」について今回はご紹介したいと思います。

 

森林土木工事

土木・鉄骨工事・リフォームまで幅広い工事に対応しているのが、総合建築会社なのですが、それだけに森林の道を整えるところもあります。

森林土木工事には「木材」もうまく利用されているのです。

 

土砂崩れを防止する工事にも、森林の整備や道を造る林道工事にも利用されています。

森林土木工事の際は木材を活用し、地形の改変を最小限にすることが求められてもいるのです。

そうすることにより環境へも配慮ができます。

 

木材を利用した森林土木工事

森林の整備工事として木材を使った土木工事を少しだけご紹介します。

利用する木材の種類もサイズも適材適所によるものです。

 

たとえば、「L型丸太積工」による森林土木工事というものもあります。

森林伐採がされていないエリアの場合、自然災害によって斜面の土砂が流れてしまったりと土砂災害も懸念されています。

 

固定させて崩壊を防ぐ効果も大きいといえるのが、スギ材を丸棒加工して部材を均一化し、加工した鉄筋で連結させた「L型丸太積工」です。

 

他にも「丸太積土留工」といって、スギ材をタイコ引き(丸太の両側二方向をカットし、幅を統一させる製材方法)で、下段から交互に木材を積み上げて土砂の安定を図る工法も行われています。

 

また、森林土木工事等で木材が利用されている理由としては、景観とのなじみが良いからです。

公共の場にもふさわしい材料がある、だから適材適所という言葉が土木工事では広く使われています。

 

なお、公共施設の代表的な公園にも木製階段や木製転落防止柵、侵入防止柵などが整備されていますよね。

この歴史は古く、防腐剤が発達していなかった時代から使われているそうです。

こうした公園の土木工事も担っていたりもします。

 

森林土木工事にて利用される木材は、自然災害対策をはじめ、景観を壊さないためにも利用されていることが理解できたのではないでしょうか。

 

木材産業の入手方法

土木工事などに利用する木材。主に国産材を利用していますが、入手方法は大工や工務店、建設会社、土木会社、自治体などに提供する専門業者(製材店)になります。

木の特性や用途を熟知する挽きの職人によりこだわりから相談、販売に応えてくれます。

 

公式サイトにて表示されるメニュー表をチェックしてみると、バリエーション豊かに製材品も提供されています。

 

・梁
・柱
・野地板
・バリ棒
・本ぬき・半ぬき
などが一例です。

 

さらに、取り扱い樹種についてもバリエーションがあります。
・檜
・すぎ
・赤松
・唐松
などです。

 

依頼をすることにより自由なサイズで挽いてくれます。

製材の流れとしては、土木工事などの設計図を基に製材の打ち合わせを行います。

 

どのような環境に利用するのかによって、適した材料・種類も異なるので、打ち合わせには時間をかけるといいます。

また、原木市場での目利きがあり、原木をプレーナーでカンナがけして製材品に加工してくれます。

 

土木工事等の作業員らは、こうした製材店にて材料を仕入れて施工をしているのが一般的です。

もちろん、外国材も扱いはありますが、林業再生の貢献のためにも国産材が用いられています。

 

おわりに

今回は森林土木工事について材料の利用法を交えてご紹介しました。

適材適所という施工をするので、寸分狂いのないサイズの木材を組み合わせて施工していることも理解できたのではないでしょうか。

 

自然豊かな日本において、必要になる工事をぜひ、チェックしてみてはいかがでしょう。

 

土木工事・鉄骨工事・リフォームのことなら西脇市の宮永鉄工にお任せ下さい。


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