土木工事には多くの現場や仕事内容があり作業するための資格もある

土木工事は、仕事内容が多岐に渡るのが特徴です。
そこで、土木工事の現場や仕事内容にはどんな工事があるのか紹介していきます。
また作業をする人にとってどんな資格が必要となり、土木工事の現場の現場監督はどんな仕事内容で、
どんな特徴があるのかも併せて紹介していきます。

土木工事の現場や仕事内容とは

土木工事の仕事内容と言っても多岐に渡るのが特徴で、たくさんの現場があります。
まず、土木工事の現場として挙げられるのは河川や海岸があります。
河川の仕事内容は河川工事、河川改修工事、河川構造物工事があり、海岸工事では浚渫工事という仕事があり、
内容は水底の土砂を取り除くのが作業内容です。
また現場が道路の場合もあり、道路工事では道路改良工事、道路構造物工事、道路開設工事があります。
そしてトンネル工事も土木工事の一つでトンネル本体の工事ではシールド工事があり、
作業する人が内部作業をする推進工事もあります。
また土木工事の現場には橋があり、橋梁工事では橋を作る工事が作業内容で、
PC工事、PCロックシェード橋梁工事、コンクリート構造物での橋台工事、橋脚工事に分けられます。
さらに現場はダムもあります。
ダム工事ではダムを作るのも仕事内容の一つで、ダム建設工事、貯水池ダム工事、砂防ダム工事があります。
土地区画整理も土木工事の内容に含まれ、土地区画整理工事、土地造成工事、大規模な宅地造成工事があります。
そして水道に関係した工事も土木工事の仕事内容です。
どんな工事があるのかというと、公道下等の下水道配管工事、下水処理場自体の敷地造成工事、
公道下等の上下水道管理埋設工事があります。
また自治体の公共工事では、一般下水道の中の開削工事や小口径推進工事が仕事内容になります。
配水管布設や内管挿入などの一般配水管工事も土木工事の仕事内容で、
上水道幹線工事と下水道幹線工事、大口径管工事も水道関連の土木工事です。
さらに空港建設工事も土木工事の仕事内容の一つです。

土木工事の作業をする人に必要となる資格とは

土木工事は特別な資格や経験を問わない場合が多いものの、土木工事の作業する人にとって、
必要となる資格もたくさんあるのも特徴です。
そんな作業をする人にとって必要となる資格には、土木施工管理技士があります。
この資格は道路や河川整備などの工事で営業所ごとに置く専任の技術者で、作業工程の責任者となるための資格です。
また建設機械施工技士は、土木の作業現場で使うショベルカー系などの
機械の運転技術が身に付いているという証となる資格です。
また土木現場の管理をするときにも必要となる資格です。
そして土木現場の作業をする人に必要な資格の一つにはコンクリート技士があり、
コンクリートの製造や管理など、技術的な業務の能力が身に付いていることを示す資格となります。
また地すべり防止工事士は、斜面災害などの知識を有することを証明する資格で、
地質調査技士は土木工事に先立ち地質調査を行うときに必要な技術が身に付いていることを証明する資格です。

土木工事の現場の現場監督の仕事内容と特徴とは

土木工事の現場の現場監督の仕事内容は、現場の安全確保や施工品質に責任を持ち、
工程管理を行い、工期内に工事を完成させることです。
また現場監督は見習い期間や、ベテランの職人までの仕事を指示するのも仕事内容の一つです。
そして現場監督に選ばれる人は、土木工事の基礎から応用まで土木作業の全てを知り、
スキルを得ている人材が抜擢されるのが特徴です。
さらに現場監督になるには、勤続年数や個人の能力によっても左右されることもあるようです。

まとめ

土木工事の現場や仕事の内容は、現場が河川工事からダム工事と、内容は多岐に渡ると分かりました。
また作業する人に必要となる資格は、作業工程の管理者となるための資格の土木施工管理技士などがあると言えます。
そして、土木工事の現場の現場監督の仕事は工程管理を行い工期内に工事を完成させるのが仕事内容だと分かりました。