土木工事の重要な工程!盛土ってどんな作業なの?工事内容を紹介
土木工事には様々な作業があり、土をメインに行う工事が多岐にわたります。
その中でも重要な作業として盛土があります。
今回は、その土木工事の基礎ともいえる盛り土について、どのような工事なのか、役割や工事の内容、そして盛土工についても触れていくので、盛土について理解できるようになるでしょう。
土木工事で重要な盛土工事とは?
土木工事における盛土工事は基本的に土を盛る工事をいいます。
止水壁と荷重(主に上載部分)を支える2つの役割があり、それぞれの目的に合わせて施工する工事です。
止水壁としての盛土工事は河川護岸やロックフィルダムといった水辺での工事です。
河川や海の近くで工事している場合はこの目的で盛土の土木工事を施工します。
この目的で行う止水壁の工事は、主に水を防ぐために行われています。
次に荷重を支える目的で行われる工事は、上裁荷重を支える目的で行われます。
この上からコンクリートやアスファルトなどを施工されることが多く、それらの基礎として施工される荷重工事です。
また構造物を支える目的でも行われます。
代表的なものとして道路工事のための盛土や造成工事といったシーンで行われます。
土木工事における盛土工事の内容
次に土木工事における盛土工事の内容ですが、手順としては整地を行った後に土砂の搬入、敷きならし、締固めを繰り返します。
最初に現場の整地を行っていきます。
これは土砂の搬入を行うための道を確保する目的で行われるものです。
重機で整地をしながら、次の工程である土砂の搬入を行うダンプが通れる道も作っていきます。
設計通りに整地を行い、地面を固めていきます。
次に土砂の搬入を行います。
ダンプトラックで資材の土砂や他現場の流用土を運び入れる作業です。
これによって盛土の材料が用意され本格的な工事を施工していきます。
ただし、通行ルートや騒音などに注意して施工することも多く、搬入するタイミングを計画して実施する場合も少なくありません。
施工管理要領や品質管理要領によって定められた手段で盛土を敷きならしし、最後に締固めを行います。
この際に排水経路もあらかじめ設計しておき、雨水などで破損しないような対策を施工することが必要です。
この方法は独自のノウハウや施工技術が光る部分といえるでしょう。
土砂の搬入と敷きならし、締固めを繰り返し行い盛土が目的の高さや形状になったら、あとは目的に沿って建設工事を行います。
このようにして工事を行うのが盛土の土木工事です。
盛土工とはなにか?
盛土工という言葉があります。
これは盛土の専門職のことではなく、盛土工事そのものをいいます。
施工内容として、道路盛土工、鉄道盛土工、造成工といった利用の仕方をするのが主な用法です。
さらにこれらに加えて押え盛土工などの工法を指す場合にも用いられます。
盛土工という響きから溶接工などの専門家のイメージがありますが、あくまで施工内容や工法を指す言葉として利用されます。
まとめ
盛土は低い場所を平坦にする工事や他の場所よりも高い土地を作る工事です。
主に荷重を支える工事や止水壁の工事に分けられ、道路、鉄道、宅地造成といった目的で行われる他、堤防やダムなどでも盛土が行われます。
施工内容は一度整地を行ったらそこに土砂を運び入れて、それを固めることを繰り返し強度を高めます。
また、並行して排水路なども設ける必要があるなど、高度な設計を施す必要があります。
このようにして盛土の土木工事が行われていくのです。
もし盛土工事が行われていたら、どんな目的でどの過程が行われているのかといったことを見るのも良いかもしれません。
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